2019年、私の漢字1文字は?
こんばんは、お酒のタニーズ専務の中川です。
年末、この時期になると清水寺で発表される「今年の漢字」
今年も色々予想されてましたが、令和の「令」という漢字に決まりました。他にもいろいろな漢字が公募されていましたが、令和元年には相応しい1文字になったのではないかと個人的には思います。
さてさて、そんな僕もこの時期になると1年間の良かった所、反省するべき所を振り返りながら自分の漢字1文字を考えています。あまり書かないブログもこのタイトルでは3年連続です。
2017年 「深」→ 2017年のブログはこちら
2018年 「形」→ 2018年のブログはこちら
読まないと思いますが、一応リンクを貼り付けておきますねw
まーこんな感じで毎年1文字にして自分で振り返るわけです。毎年、同じように物事に全力投球で取り組んでもこうやって表現の仕方が変わるという事は、環境の変化、自分自身の考え方や立場が変わるからだと思うし、それが決して悪いことでは無いと思っています。
ではでは今年は何か?2019年、僕の今年を振り返っての僕の漢字1文字は
「学」
ではないかと思っています。
実は今年、最初に目標に掲げた事がありました。それは資格を取ったり、技術を得る事。自分の仕事をする上であたりまではあると思うんですが、意外と目を背けてしまう。サボるというわけではないですが、普段の業務にプラスαは誰だって面倒くさいですからね。超面倒くさがりな僕なんてテキメンです(笑)そんな僕ですが仕事をしながら、いつも引っかかる事がありました。それは、
「自分には何があるのか?」
って事です。思いやストーリーも大事だけど、やはり酒屋として信頼されるにはお酒のことを知る事は大切です。この部分がボヤッとしていたら思いやストーリーを語っても何だか安っぽい。しっかりとした知識をつける事は酒屋として当たり前のことなのです。ただ面倒くさがりの僕はなかなかやらない(笑)でも好きなモノだったら興味もあるし、勉強するかなと思いました。
それがビールです。
業務の合間はとにかく本を読み、勉強しました。ブルワリー(ビールを作る人)さんのお話や現場にもなるべく足を運びました。ビールの種類もできるだけ飲み、メモを取りました。タップルームやクラフトビールがある店にはなるべく行って店の雰囲気や提供の仕方を見てきました。こうやって書くと「大変だな」なんて思われるかもしれませんが、驚くことに全く苦にならなかった。
そこでようやくアホな僕でも気づくわけです。「あーー、好きを仕事にするってこういうことなんだ」と(笑)
お酒は全体的に全て好きです。ビールはもちろん、日本酒、焼酎、ワイン、ウイスキーなどなど何でも飲みます。あ、苦手なのはすだち酒とストロング・・・・・。
知識をつけるってこんなに面白いんだなって感じる事ができました。もちろん、資格は資格でそれをどうのこうのいうつもりはありません。だって僕自身がお酒を飲む時に、とやかく説明されるのが嫌いだから(笑)
〇〇の味がして、フレーバーは〇〇なんて言われると、「知るか!!」ってなるw
だから、今でも「自分の好きなもの飲めばいいんよー」のスタンスは変わりません。ラベルで決めてジャケ買いしてくれてもいいんです。
「自分の知識は上げるけど、お酒を飲むハードルは下げたい」
好きになるってのはとてもいい事だけど、初めての人だったり興味が出てきた人には意外とハードルが高いものなんです。事実、知識ばかり披露する酒屋は多いです。スゲーだろってね。僕はお酒離れの一因はこの部分もあるのではと思っています。
お酒は笑顔で楽しく飲むコミュニケーションツールの1つ。学んでいるからこそ、しっかりその部分は忘れずに酒屋をやっていきたいと思ってますし、知識はプロとしてつけていきたいなと思っています。
2019年、中川浩行の漢字1文字は「学」
来年からも酒屋のプロとしてもっともっと学び、素人のような提供の仕方で頑張ります(笑)
今日は以上です。ではまたまたーーー
プロフィール

- 香川県観音寺市の酒屋「タニーズ」の専務 中川です。「その先の笑顔の為に」を理念に飲食店さんを全力サポート!もちろん一般小売・全国発送もしています。広島カープ、ゴルフ、お酒を飲むことが好き。そして何より仕事も趣味も仲間とワイワイ楽しむのが1番好きです!ビアテイスター、ビール検定2級
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