これからの酒屋の在り方はどうあるべきなのか。

こんにちは、お酒のタニーズ 専務の中川です。

1月も今日で終わり、2020年も12分の1が終わりました。単純にこれを後11回繰り返したら今年も終わり。時間は有限、中身のある使い方をやっていきたいですね!

さてさて、今日は何やら堅苦しいタイトルになってしまいましたが、これはある飲食店さんのツイッター投稿を見て改めて考えさせられた事です。

そのツイッター投稿がこちら

酒屋関係では無いですけど、酒屋さんとは大切なパートナーなんでこう言うトラックの荷台にカバーもせずに配達する酒屋さんは、お酒に愛がないんでしょうね!
僕は絶対、お酒に愛がある酒屋からしか仕入れません!絶対!仕事のパートナーは大切です。

ツイッターを貼り付けようかと思いましたが、画像に少しトラックが映り込んでいて、見る人が見たらどこの酒屋が分かるので文だけ抜粋しました。

画像はある酒屋さんが積んでいるお酒にカバーも掛けず、信号待ちしている画像でした。もしかしたら、すぐそこの配達なので掛けずに走っていたのかもしれませし、何かの事情があってそうしていたのかもしれませんので、全否定は出来ませんが、このツイートにあるようにお酒に良くないのは事実です。

お酒は振動、高温、直射日光がとても苦手です。ビール瓶や日本酒の瓶も茶色が多いでしょ?あれは紫外線や直射日光からお酒を守る為だからなんです。ただ、いくら茶色の瓶でも気温の高いシーズンの紫外線や直射日光は絶対に無理です。ビールで言えば日光臭というオフレーバー(あってはならない臭い)の原因になります。

ですから、酒屋はお酒を運ぶ時にカバーを付けて運んでるのですが、実は意外と出来てない酒屋が多いのも事実なんです。夏場にカバーもせず、段差も物ともせずにガンガン走りながら、運転手は窓全開でタバコの灰を外に飛ばしながら走ってる姿を見ていると同業ながら残念な気持ちになります。

お酒を運ぶのが仕事というのは、酒屋の基本的な部分です。だからこの基本的な部分はこれからも変わらないと思います。ただ、そのお酒を造った方の想いを届けるのも仕事。そして飲食店に来店される方の笑顔を創造して行くのも、これからの酒屋の仕事なのだと思います。

お酒の知識の勉強、飲食店さんへの有益な情報収集、配送へのこだわり、品質管理、メーカーと連携してのサポートなどなど、まだまだやれる事はあるはずです。

当たり前の事を当たり前にやりながらと同時に、これからの酒屋はどうあるべきかを考えてしっかりと進んで行ければと思います。

 

 

今日は以上です。ではまたまたーーー

プロフィール

中川 浩行
中川 浩行
香川県観音寺市の酒屋「タニーズ」の専務 中川です。「その先の笑顔の為に」を理念に飲食店さんを全力サポート!もちろん一般小売・全国発送もしています。広島カープ、ゴルフ、お酒を飲むことが好き。そして何より仕事も趣味も仲間とワイワイ楽しむのが1番好きです!ビアテイスター、ビール検定2級