まず自分の目の前の仕事を一生懸命する事が何よりの地域貢献・地域活性化ではないのかと思う

こんにちは、お酒のタニーズ専務の中川です。

もうこのまま春になるのかなと思ったら、そうもいかず昨日今日は冷え込んでますねー。基本的に寒いのは苦手なので早く暖かくなってほしいものです。あ、でもその前に花粉症の季節が来るのかー。それもまた辛い(笑)

さてさて今日は少し辛口に聞こえてしまう方がいらっしゃるかもしれないので、気に障ったらごめんなさい。ただ自分はこう思って仕事しているので書こうと思います。

まずは質問です。

あなたはよく聞く「地域貢献」「地域活性化」についてどう考えていますか?

個人的にはとても素晴らしい事だなと思いますし、自分が住んでる街はとても大好きなので少しでも盛り上がればいいなと思っています。ではどのように盛り上げるのか?となると皆さんはどういう答えが出るでしょうか?

地域の団体に加入して地域活動する。

他の地域と交流をし、共に地域を盛り上げる。

マルシェやイベントなどに参加し、県内外で地域アピールをしてくる。

などなど、他にもあると思いますが今簡単に思いついただけでもこれくらいはあります。

では自分もそれをやるのかというと、ごめんなさい。答えは「NO」です。理由は簡単で自分が豊かにできる範囲より広範囲だからです。では自分の手の届く範囲とはどこを指すのか?

僕の場合でしたら家族、お客さま、従業員、会社関係者、友人や仲間を大切にする範囲で精一杯なんです。正直、僕の器ではそれより広い範囲で人に接することは不可能に近いです。もちろん、できる人はもっともっと活動範囲を広げていけばいいのですがね。

前文にも書いていたとおり、地域貢献や地域活性化自体はとても素晴らしいことです。特に僕のような自営業者の多くは地元の地域団体に所属し活動を行っています。ただ、そのほとんどの自営業者の方は自社の仕事の優先順位が下がり、地域活動をしています。正直、僕はその部分が理解できないのです。

では全員が地域活動をしなくてはいいのかと、そう言うことではありません。何を持って地域貢献・地域活性化なのかということが大切だと思うのです。やっている側の自己満活動であれば意味がないのです。
例えば、酒屋の僕が地元の良さを県外にアピールしにいくより、飲食店さんと一緒にお酒でどうやって来てくれるお客様を笑顔にできるか考える方が地域活性になっているのではないかな思うのです。

「自分だけよかったらいいのか!」「自分勝手な事言うな!」「お前はわかっていない!」とお叱りが来そうですが、別に自分勝手だとは思っていませんし、自分だけが儲ければいいのかなんて考えたこともありません。ですので見事なスルーで交わしますw

これは自分勝手などではない。地域全体が自分の仕事に誇りを持ち、目の前の人(お客様)を豊かにできれば、必ず地域は盛り上がると思うのです。もちろん、このやり方はコツコツ継続が大切で時間も掛かるし派手さはないかもしれない。それに理想論や綺麗事と言われるかもしれないが僕はそう信じて仕事をしているし、自分が目の前の仕事を一生懸命する事で副産物のような形で、結果、地域貢献ができていればいいなと思う程度。それ以上は僕の中で違和感がある。

多くの予算を使って行う地域活動も1つだろう。ただ、自社ならその予算を捻出するのか?と一旦考えてもらいたい。毎年同じような事に同じ予算、同じ活動はそろそろやめにしよう。そして経営者であれば、もう一度自分の仕事がどうあるべきなのか必死で考えよう。

それが地域貢献・地域活性化の1番の打開策ではないだろうか?そして次世代に引き継ぐために最も大切な地域貢献、地域活性化なのではないかと思う。

と、かなり高い目線から話してんの偉そうだな!と言うブログはここまでw
ではまたまたまたーーー

 

 

 

プロフィール

中川 浩行
中川 浩行
香川県観音寺市の酒屋「タニーズ」の専務 中川です。「その先の笑顔の為に」を理念に飲食店さんを全力サポート!もちろん一般小売・全国発送もしています。広島カープ、ゴルフ、お酒を飲むことが好き。そして何より仕事も趣味も仲間とワイワイ楽しむのが1番好きです!ビアテイスター、ビール検定2級