「人VSテクノロジー」で無く、「人withテクノロジー」に今後の仕事に隠されたヒントがあるのではないのか?
こんばんは、お酒のタニーズ専務の中川です。
先日、朝の番組に気になる特集があり、それをツイート。もともとランキング制に番組に非常に弱い僕なんでこういうパターンすぐに見てしまいます(笑)
その番組を何気なく投稿したツイートでしたが、思ったより多くの方からご意見を頂き、それなりに気になってる方が多いのだなというのがわかりました。そんな今日はこの事について僕なりの考えでブログにしてみたいと思います。多くの賛否両論もあると思いますが、あくまでも酒屋の端くれの意見なんでそこのところお手柔らかにお願いしますねw
まずは多くの方が反応してくれた意見したツイートがこちら
https://twitter.com/tanys_nakagawa/status/1230295626555912192?s=20
僕のツイートの割にはかなり多くの方が反応してくださり、たくさんのリツイートやコメントをいただきました。ご意見ありがとうございました。
多くの意見もありましたので、僕なりの意見をもう少し詳しく書ければなと思います。まず、僕が注目したのは5位の料理人。やはり仕事で飲食店さんと多く関わってる以上、すぐに目がいってしまいます。そして多くの皆さんと同意見で、僕自身も料理人は「人」では無いといけないと思っています。ただ「人」では無いといけないというくせに少し矛盾すること言いますね。では数年後、この14.8%は減っているのかと言うと確実に増えていると思います。
理由は2つ。
まず1つ目が、このテレビの特集でもあったようにAIの参入はもちろん、今年から本格的に入ってくる5Gなどのテクノロジーの進化です。今までもそうですがこれかも便利になるものをわざわざ避ける事なんて人はしません。
例えば、数十年前にこんな事があったそうです。固定電話が普及する時代の時にそれを受け入れない人が「直接会わずに話すなんて失礼!」とその時の最新技術を否定していたそうです。笑い話にも聞こえそうですが、今はどうでしょう?電話を持ってない人と仕事できますか?って話になる。そしてそれより便利になったスマホが普及し、多くの情報が激流のように流れる時代。ハッキリ言って緩やかに流れる可能性は無いと思いますし、AIや5Gなど最先端技術でさらに加速するでしょう。最新技術に背を向けることは確実に不可能では無いかと思います。
そしてもう1つの理由がこの業界は深刻な人手不足があげれます。現在の飲食店のほとんどのお店がスタッフを募集しています。これは全国的に問題で大学があり学生が多くいる町でも人手が足りているというのを聞いた事がないです。それに人口減少が深刻な中、これからも人員確保は大きな問題であり、流行っていても人がいないので店を畳むという事もこれから不思議ではなくなるかもしれません。
ではこの問題をどう解決すべきか?いないのであれば、技術でカバーするしかないのです。これまでも多くの作業が技術でカバーされてきています。僕が小さい頃、冷凍食品の存在位置はかなり低かった。「冷凍なんて食えるか!」みたいな事もよく聞いたものです。では30年後の今はどうでしょう?冷凍技術が向上したのもありますが、冷凍食品は当たり前になっています。この技術の向上でかなりのコストカットと時間確保ができたのはまさに技術のおかげ。AIや5Gでなくても普段の何気ない生活が便利になっているのは多くの技術が開発され、人で無くても良くなっているから。
AIや5Gはこれからも加速して世の中に浸透してくだろうと思います。人が生み出したテクノロジーに人が抜かれるシンギュラリティもSF映画ではなく、現実味を帯びてくる。では人はどうすれば良いのか?
僕の考えではあるが、「人VSテクノロジー」では無く、「人withテクノロジー」では無くてはいけないのではないかと思います。共に歩む選択を選び、その中で「人」らしい仕事をしていく事こそがこれから求められることではないのだろうかなと思います。
人でなくてはならない理由は人らしくある事。さてさてどうなっていくのかなー
今日は以上です。ではまたまたーーーー
プロフィール

- 香川県観音寺市の酒屋「タニーズ」の専務 中川です。「その先の笑顔の為に」を理念に飲食店さんを全力サポート!もちろん一般小売・全国発送もしています。広島カープ、ゴルフ、お酒を飲むことが好き。そして何より仕事も趣味も仲間とワイワイ楽しむのが1番好きです!ビアテイスター、ビール検定2級
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